墓を持たないという選択肢
up2022年03月07日
生前、海洋散骨を希望されていたYさん。
『親族の負担にならないよう墓は作らない』とのご遺志でした。
そのYさんが亡くなって数か月後。
ご親族からお聞きした海洋散骨は、こんな感じでした。
1.海洋散骨を依頼した会社へ、郵便局からご遺骨を送付。
2.会社は提携先にてご遺骨を粉骨。粉骨の後、散骨場所と日にちを設定。
3.散骨当日はボート(クルーザーの小さいバージョン)で海へ。
参列者は全員ライフジャケット着用。
4.散骨ポイントに到着、粉骨済みのご遺骨を海へ放ち、沢山の花びらやお酒を捧げる。
周囲をボートで旋回、冥福を祈り、散骨式終了。
地方によっては “ありえない!” と感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、
「墓じまい」という言葉を耳にする機会も増えてきました。
今の時代このような選択肢もアリかと、率直に感じた次第です。