救急車について
救急車。付添いで同乗する場合は、傷病者のストレッチャー横のベンチシートに座ります。窓が無く、どこを走っているのか分からない状態。渋滞を避け、右へ左へくねくね曲がりつつ、突っ走ります。都会の整備された道路ならまだ良いのですが、郊外だと、でこぼこ道をガタゴト疾走することもあり、緊迫感とともに、決して乗り心地の良い状況ではありません。 救急車を呼ばなければならないのに、今いる場所が分からない!でも大丈夫…
救急車。付添いで同乗する場合は、傷病者のストレッチャー横のベンチシートに座ります。窓が無く、どこを走っているのか分からない状態。渋滞を避け、右へ左へくねくね曲がりつつ、突っ走ります。都会の整備された道路ならまだ良いのですが、郊外だと、でこぼこ道をガタゴト疾走することもあり、緊迫感とともに、決して乗り心地の良い状況ではありません。 救急車を呼ばなければならないのに、今いる場所が分からない!でも大丈夫…
支援を考え始めたとき、「後見」「保佐」「補助」という言葉が出てきますよね。『よく分からない…』と思われるかたも多いのではないでしょうか。 現場では、こんなことが言われたりします。 「後見」1人で生活していくのは無理。「保佐」支援があれば、1人で生活していける。「補助」1人で生活できるけれど、時々支援が必要。 あくまでも目安ですが、ご参考まで。(もちろん実際には医師の診断が必要になりますのでお忘れな…
成年被後見人も、一定の条件のもと印鑑登録できるのはご存じですか。欠格条項の見直しにより可能となりました。 成年被後見人になった時点でそれまでの印鑑登録は抹消されますが、あらためて成年被後見人ご本人が役所の窓口を訪れ(成年後見人の同行が必要)、申請の意思が確認できる場合に限り、登録が可能になります。 「成年被後見人等の判断能力や行為能力」は、類型で一律でなく、個々の場面や状況で判断されることが増えそ…
認知症と診断されたご本人の中で、「何が起こっているのか?」「どう感じているのか?」ということについて、イラストや平易な文章で解説されています。 これで介護問題解決!とまではいかないかも知れませんが、支援していく上で、良いヒントが得られるのではないでしょうか。 「認知症世界の歩き方」 著:筧 裕介 ∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴例えばこんな感じの支援も。https://life-spt.to…
生前、海洋散骨を希望されていたYさん。『親族の負担にならないよう墓は作らない』とのご遺志でした。 そのYさんが亡くなって数か月後。ご親族からお聞きした海洋散骨は、こんな感じでした。1.海洋散骨を依頼した会社へ、郵便局からご遺骨を送付。2.会社は提携先にてご遺骨を粉骨。粉骨の後、散骨場所と日にちを設定。3.散骨当日はボート(クルーザーの小さいバージョン)で海へ。 参列者は全員ライフジャケット着用。…
「民法 第4条 年齢十八歳をもって、成年とする。」民法改正により、今年の4月から、成人となる年齢が18歳に引き下げられます。2022年4月1日、既に18歳・19歳に達している方は、この日から新成人となります。 未成年後見も同様です。4月1日に18歳・19歳に達している「2002年4月2日~2004年4月1日生まれ」の方はこの日に成年となり、後見終了となります。
今年2月、全国銀行協会が、認知症や入院等に対応するあらたな指針をまとめました。それにより、国内ほぼすべての銀行が一定の指針で、家族など代理人の相談に対応してくれるそうです。 https://www.zenginkyo.or.jp/fileadmin/res/news/pr/news320326.pdf 困っていたら、まずは銀行窓口で相談してみましょう。「成年後見制度を利用することが基本」という点に…
食事の買い物や調理が難しくなってきた方には、お弁当の宅配が便利です。玄関先の箱にお弁当が配達され、回収の際、もしお弁当が手つかずだった場合は、回収スタッフがキーパーソンに知らせてくれたりします。また、お弁当を必ずご本人に手渡すことで安否確認を行う、というサービスをおこなっているところもあります。その方に合ったサービスが選べるといいですね。
「オレオレ詐欺」「還付金詐欺」「送りつけ詐欺」など、電話を使った詐欺への対策に、「自動通話録音機」を設置しましょう。 電話がかかってきて受話器を取ると、通話開始前に「この通話は録音されています」というメッセージが流れて、通話内容の録音が始まります。 犯人は、録音された声が証拠となることを恐れ、この段階で電話を切ってしまうそうです。私の担当した方も、この録音機をつけたら、不要な営業の電話が減りました…
介護保険施設やショートステイを利用する場合、食費や居住費については、収入等に応じて一定の助成があります。 この「介護保険負担限度額認定制度」が、本年8月1日から見直しされますので、ご注意ください。 ・現在この制度を利用している方でも、預貯金の額によっては、対象外となる可能性があります。 ・食費の負担限度額が大きく見直されます。例えば、施設に入所中で、現在この制度を利用している「年金収入等120万円…